一緒に暮らしていた猫同士でも離れて暮らすと互いを忘れるのか?

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クオンとミーアを引き取る日、車で2時間ほどかけて兄宅へ向かった。

あとから「失敗だった」と思ったのは、2匹同時に連れて帰らなかったこと。

猫が入るキャリーは、兄が持っている一つだけだったので

悩んだ末に人慣れしているミーアだけを先に連れて帰ることにした。

ミーアは連れて帰った翌日から私にスリ寄って来てくれるほどスムーズに慣れてくれた。

けれど夜中になると「アオーン」と遠吠えのように鳴くことがあって、寂しい気持ちや不安に感じている様子も見られた。

早くクオンを迎えに行きたかったけれど、予定が合わなくて行けず、ミーアを迎えてから2週目に突入。

やっとクオンを迎えに行ける日がきて、自宅に連れて帰るとミーアは想像以上にクオンをよそ者扱いをした。

「フーフー」言いながらクオンを睨みつけ、追い詰めるように向かっていこうとする

逆にクオンはミーアを警戒することはなく、静かに近づいていくけれど、すぐに追い返されて切なそうな様子。

ミーアに関してはクオンのことが分かっていない様子だったので、本当に猫たちには申し訳ないことをしたと思った。

お互い違うニオイがついてしまっているから、敵視するのも無理ないよね、、

猫は自分の縄張りに相手を受け入れようとするとき、姿ではなくニオイで判別をするという。

頭ではわかっていたつもりでいたけど、私は全然わかっていなかった。

ミーアにとっては自分専用の縄張りに、突然知らない猫が入ってくるようなものかもしれない。

クオンにとっても不安なことばかりでストレスだろうし。

しばらくはお互いと少し距離をとらせるようにしながら、私は様子を見ることにした。

どちらかというと、臆病なところがあるクオンのほうが心配だったけど、クオンはミーアに何度も近づいていこうとする様子が度々あった。

とりあえずできることは見守ること。

「無理に仲良くさせようとしない」

「互いが見える程よい距離を保つ」

「同じブラシで2匹をお手入れする」

ことを意識しながら、お互いの雰囲気やニオイに少しづつ慣れてもらった。

日が経つごとに、ミーアはクオンを強く警戒しなくなるのが目に見えてわかるようになってきた。

そして、二匹に大きな変化があったのは4日目。気づいたら同じソファーに座っていたこと。

9日目には、ミーアとクオンが寄り添って寝ているところを目撃!

距離が近づいてから二匹が仲良くなるのはあっという間だった。

可愛すぎる!!(泣)まるで天使のような2匹の寝顔

1歳過ぎてからはミーアがクオンに甘えることはなかったようだけど、子猫の時期を思い出したのかな。

季節は10月半ば

あんなにクオンを追いつめていたのに、なんだかミーアの変わりようが「女心と秋の空」のよう。

ミーアはクオンの存在を思い出したのか、ただ安全な猫ということを認識したのかは謎だけれど、2匹の仲が戻ってくれて本当によかった。

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この記事を書いた人

若年性乳がんを発症したことをきっかけに、身のまわりの生活にこだわるようになりました

居心地の良い明るい暮らしを求めて、努力はしても「無理をしない」ことを徹底しています

紹介するものは、個人的に使い心地が良かったアイテムのみ!大好きな猫との暮らしや生活雑貨の記事が多めです

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