当記事はこんな方におすすめ
- 猫が猫草を食べすぎないか心配
- 猫草で遊んで部屋が散らかってしまう
- そもそも猫草の必要性がイマイチわからない
猫草は猫の健康をサポートする嗜好品です。
猫が喜んで食べていた場合、「猫草を置きっぱなし」にしていてもいいのか疑問に思うことがあるかと思います。
その理由として、猫が猫草を食べすぎてしまったり、ちぎったり引っこ抜いたりして部屋を散らかすことに悩む方は少なくないからです。
ここでは、そんな猫草についての注意点や食べさせるメリットについて紹介しています。
それでは、ご参考までにどうぞ

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猫草を置きっぱなしにしても大丈夫?
猫草を置きっぱなしにすること自体は問題ありません。
しかし猫によっては、猫草を置きっぱなしにすることでトラブルの原因になる可能性があるため注意が必要です。
猫草を置きっぱなしにすると起こりやすいトラブルは以下のことが挙げられます。
- ①猫草の食べすぎによる体への負担
- ②猫草を抜いたり倒したりして部屋を散らかす
①猫草の食べすぎによる体への負担
愛猫が猫草を大好きで、「こんなに食べて大丈夫かな…」と心配に思う飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
そもそも、肉食動物である猫は草を消化する酵素を十分に持ち合わせてなく、猫草を消化しにくいです。
猫の年齢や体調によっては、猫草が体の負担となってしまうことがあります。
- 便秘中の猫
- 体調不良の猫
- 子猫や高齢猫
上記の猫は、食べた猫草を上手く排出する機能が十分ではありませんので、猫草を積極的に与えたり置きっぱなしにするのは基本的にNGです。
また、便秘中の猫は腸内環境を良くしてあげたい気持ちから与えたくなることもあるでしょう。
しかし、うんちがスムーズに出ていないときに猫草をたくさん食べさせてしまうと、腸に詰まらせて逆に便秘を悪化させてしまう可能性があります。
猫草の食べ過ぎによる栄養バランスの乱れに関しては、あまり問題になりません。
体内に入った猫草は、ほとんど消化せずに嘔吐や便で排出されます。
そのため、猫草に含まれる栄養素が原因で栄養バランスが大きく乱れてしまうことは考えにくいです。
②猫草を抜いたり倒したりして部屋を散らかす
猫が猫草を好む場合、食べ方は猫によって個体差があります。
嗜好品の猫草ですが、「おもちゃ感覚で遊ぶもの」といった認識で食べている猫も多いです。
よく噛んで食べている猫もいれば、食べずに一本ずつ引っこ抜くだけのこともあり、猫によって猫草の楽しみ方はさまざまです。
猫が猫草を「食べずにただ散らかすだけ」ということであれば、あまり与える意味はありません。

猫がストレス解消できるような「代わりのご褒美」を用意してもいいかもしれませんね。
散らかし方が豪快な猫さんであれば、毎回片づけるのは飼い主さんに負担がかかります。
猫草で遊ばせるときは時間を決め、ご褒美感覚あげるようにしましょう。
猫が猫草に興味を持たないときは?
そもそも猫が猫草に興味を持って食べようとするのは、
- 胃がムカムカするから
- ストレス発散がしたい
といった体の中の「不快感」が理由になっていることが多いです。
猫草を食べないからといって健康を害することはないので、無理に食べさせる必要は全くありません。
猫に猫草を食べさせたい理由が「毛玉の排泄を促すこと」であれば、毎日の主食をヘアボールコントロールのものに切り替えるのも選択肢としてあります。
また、毛玉ケアに配慮した「おやつ」「サプリメント」で腸内環境を整えるのもおススメです。



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猫草を与えるメリット
では、猫が猫草を食べるとき、健康面でどのようなサポートしてくれるのでしょうか?
①毛玉の排出を手伝ってくれる
猫は自分のからだを舐めて被毛を清潔に保っています。
毛づくろいをしたときに飲み込んだ毛は胃で消化することができないので、嘔吐や便で排泄しなければなりません。
猫の体内に入った毛が外にうまく排出さなければ、腸内や食道にひっかかることで健康を害してしまうおそれがあるんです。



猫草は、猫が自分の体を守るために本能的に求めているのかもしれませんね!
猫草を食べると必ず毛玉を排泄できるというわけではなく、促すのを助けるものです。
毛玉の排泄は嘔吐の場合もあれば便と一緒に排泄することもあり、猫によって個体差があります。
猫草は『便秘の改善』ではなく、『予防』として食べさせるようにしましょう。
②ストレス発散のため
- 猫草で自然の香りを感じたい
- おやつ、もしくは遊ぶことが目的
- ごはんなどの食べすぎによる胃のムカつきの解消
普段は噛まずに飲み込むこともあるカリカリフードとは違って、「猫草はよく噛んでいる」というお話をうかがったことがあります。
ただ純粋に食感を楽しんで遊び感覚で食べているだけなのかもしれません。
また、他にも猫草を食べる理由として、ごはんの食べすぎによる胃のムカつきがある場合に食べたくなるということ。
猫にとって体に毒な植物はたくさんありますが、猫草なら食べても、ちぎって遊んでいても問題なく与えることができます。
植物に興味を示す猫には、草の自然な香りも感じることのできる「猫草」へ誘導してあげるのも良さそうです。



猫のメンタルや体調面をサポートするために猫草を与えてみましょう。
まとめ


- 健康な成猫なら置きっぱなしでもOK
- 猫草は無理に食べさせる必要がない
- 猫草は健康な成猫(1歳から)与える
- 猫草は毛玉の排出やストレス軽減に効果的
- 健康に問題があるときは与えるのを控える
今回は、「猫草の置きっぱなし」についてご紹介しました。
猫草は猫の好みで食べる『嗜好品』なので、興味を示さない場合は無理して食べさせる必要はありません。
愛猫の健康や年齢を考え、猫が食べたがるようならご褒美程度に与えてみましょう。
猫草を上手く活用して猫のメンタル面、体調面の健康をサポートをしてあげたいですね。







