【猫が爪とぎをする4つの理由】猫の気持ちと家庭での爪とぎ対策

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  • 猫が爪とぎをする理由は何?
  • 爪とぎする猫はどんな気持ちなのか
  • 家具の被害を最上限に抑える対策を知りたい

猫にとって「爪をとぐ」ことは自然な行動ですが、なぜ猫が爪とぎをするのか疑問に思ったことはありませんか?

今回は、猫が日常生活で行う「爪とぎ行動」に焦点を当て、爪とぎの理由と対策について詳しく解説します。

猫が爪とぎをするときの気持ちや家具を傷つけないために知っておきたいことについて詳しくご紹介します。

ご参考までにどうぞ=^_^=

目次

猫が爪とぎをする理由とは?

猫が爪とぎをするのは、野生時代の祖先から受け継いだ本能!

猫は本能的に縄張りを持つ動物で、爪とぎによって自分のニオイをつけ、存在を周囲に示すマーキングを行っています。

他の猫や動物に対して縄張りを主張して自分のテリトリーで安心して過ごすことができるんですね。

mashiro

室内で暮らす猫であっても、この本能は根強く残ってるよ

猫が爪とぎをするのは、他にもあって「爪のメンテナンス」「ストレスの発散」「存在のアピール」などの理由があります。

爪とぎは、猫の心身を健康に保つためにも欠かせない重要な行動の一つです。

猫が爪をとぐ4つの理由
  1. 安全に動けるように爪を整えたい
  2. ニオイをつけて縄張りを主張する
  3. ストレスを感じた時に心を落ち着かせる
  4. かまってほしい時に飼い主さんへアピール

それでは、順番に解説していきますね!

①狩りを成功させるため

猫は本来、鋭い爪で獲物を捕らえて生活する動物なので、室内飼いの猫でも野生の本能や習性は残っています。

獲物を捕らえるときには、鋭い爪でしっかりとキャッチできるよう常にお手入れしているんです。

mashiro

室内猫はおもちゃを獲物に見立てています

猫の爪の表面は、まるでタマネギのような構造になっていて、爪をとぐと古くなった外側がはがれ、新しく鋭い爪を露出させることができます。

猫が定期的に爪をとぐ理由は爪の先端を鋭利に保つだけでなく、爪の成長を促進して健康な状態を維持するためでもあります。

②ニオイをつけて縄張りを守る

猫が爪とぎをする主な理由の一つは、自己防衛と縄張りを主張するためです。

単独行動を好む猫は「自分のテリトリーを奪われないようにしたい」とも思っています。

肉球の臭腺からから出る自分のニオイをつけて縄張りの目印をつけておくと、安心して過ごすことができます。

そのため、室内猫であっても本能が度々あらわれるので、引っ越しをしたり新しい家具を設置した際にはマーキングをすることも多いです。

③ストレスを軽減や気分転換

爪とぎはストレス発散や運動の一環としても役立ちます。

ストレスを感じたとき、気持ちを落ち着かせるためにも爪をといで気分転換している場合もあります。

たとえば、人にちょっかいを出されてイライラしてしまったとき、

「ご飯を食べたいのに中々出てこない」ときなど、爪とぎは気持ちを紛らわしたり切り替えたりしたいときにも役立っています。

④飼い主さんに構ってもらうため

猫は遊びたい時や構ってもらいたいときにバリバリと爪をとぐことがあります。

飼主さんの近くにある爪とぎをバリバリ引っ掻く場合もあれば、壁などに飛びつきながら引っ掻いてしまうこともあるでしょう。

mashiro

家具や壁で爪をといでいたら、遊ぶ時間が少ないことに不満を感じている場合も。

若い猫の場合は、遊ぶ時間が足りていないと飼い主さんにアピールをして、気付いてもらおうとすることがあります。

愛猫があらゆるもので爪をとぐことが増えたら、遊ぶ時間を見直してみることも大切です。

爪とぎは、猫が快適に暮らすために必要不可欠!
ボロボロになった爪とぎがあれば、新しいものに交換しましょう。

子猫の爪とぎはいつから?

子猫は生後1カ月~2カ月をすぎると爪の出し入れができるようになる

まだ縄張り意識が芽生えていない子猫は、あまり爪とぎをしません。

爪とぎは猫の本能的な習性ですので、子猫のうちから爪とぎを部屋に設置して慣れさせてあげましょう。

子猫に用意する爪とぎに迷ったら、比較的慣れやすいダンボール素材がおすすめです。

子猫に爪とぎの場所を覚えてもらうには?
猫が落ち着いている時に爪とぎのところまで体をもっていき、前足で優しくかかせてあげましょう。
そうすることで肉球の臭腺から出る自分のニオイが爪とぎにつくので覚えてもらいやすくなりますよ。

猫の爪とぎ対策はどうしたらいい?

爪とぎ行動を完全に防ぐことは難しいですが、適切な対策を講じることで被害を最小限に抑えることができます。

  • イタズラ防止用のスプレーを使う
  • 家具や壁に爪とぎ防止シートを貼ること
  • おもちゃがついた爪とぎを置いてみる
  • 爪とぎをしやすい素材や形状のものを選ぶ

市販されている爪とぎ防止グッズには、様々な種類があります。

たとえば、猫が苦手なニオイや味で近寄らせないようにするスプレーや、

猫がひっかきそうな場所を想定して壁や柱に貼る「傷防止シート」など、

ペット用のイタズラ防止アイテムを適切に使用することで、家具や壁を守ることができます。

猫が飽きずに爪とぎを続けられるよう、おもちゃのボールが入った爪とぎ、などで興味をひくのも効果的です。

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爪とぎじゃらしは、ダンボールの爪とぎに差し込むだけ!

どこでも付けられて、いつでも猫が遊べるのでおすすめです。

まとめ

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なんだかんだで丸い爪とぎが一番好き♡
  • ①狩りを成功させるため
  • ②ニオイをつけて縄張りを守る
  • ③ストレス軽減や気分転換している
  • ④飼い主さんに構ってもらうためのアピール


爪とぎは猫の習性なので、室内猫でも必ず爪とぎできる環境が必要です。

爪とぎがボロボロになったら交換し、爪とぎを選ぶ際は、置き場所や愛猫に見合ったタイプを選択しましょう。

愛猫が快適に過ごすためにも、猫が喜ぶ爪とぎを設置して居心地の良いスペースを作ってあげたいですね!

猫の体にフィットする丸形爪とぎ

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この記事を書いた人

若年性乳がんを発症したことをきっかけに、身のまわりの生活にこだわるようになりました

居心地の良い明るい暮らしを求めて、努力はしても「無理をしない」ことを徹底しています

紹介するものは、個人的に使い心地が良かったアイテムのみ!大好きな猫との暮らしや生活雑貨の記事が多めです

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