当記事はこんな方におすすめ!
- 飼い猫が頻繁に噛む
- 遊んでいる最中に噛まれる
- 噛み癖を治す方法が知りたい
可愛い愛猫でも、噛み癖があると困ることが多いですよね。
この記事では、猫が噛む理由を徹底解明し、猫飼い初心者さんでも簡単に実践できる具体的な対策を4つ紹介します。
猫の噛み癖が治らない場合の参考情報として読んでいただければ幸いです
猫の噛み癖の原因を理解しよう
猫が噛む理由はさまざまですが、大きな原因として3つ挙げられます。
- 狩猟本能
- 歯がむず痒い
- 猫にストレスがある
狩猟本能が強い猫は、動くものを獲物として認識する傾向があるため、人の手足にも本能的に噛むことがよくあります。
素早い動きや不規則な動きが猫の狩猟本能を刺激し、突然噛みつくことも少なくありません。
猫の噛み癖の原因として、子猫時代に人の手足を追いかけさせることで「獲物」と認識されてしまっていることもあるかもしれません。
また、子猫の場合、3~6カ月で永久歯に生え変わるタイミングもあります。
身近なもので「歯のむず痒さ」を解消したいと思ったときは、飼い主さんの手が丁度良く、噛んでしまうのが癖になっていることも多いです。
やめてほしいけれど、猫には猫の噛む理由がある
一方でストレスが原因で噛む場合は、その原因を取り除くことで噛み癖が改善されることがあります。
環境の変化や騒音、他のペットの存在がストレスの原因になっていないか、猫の様子を観察してみることも大切です。
まずは、猫が噛んでしまう行動の背景を理解して、原因に合った適切な対策を講じましょう。
猫の噛み癖を直す「具体的な4つのポイント」
噛み癖を直すためには、適切な対策を実行することが必要です。
ここでは、すぐに実践できる4つのポイントを紹介します。
①噛む行動を無視する
猫が噛んだときに大きな声を出したり、手を引っ込めたりすると、猫はその反応を楽しんでしまうことがあります。
痛いけれど…無の表情で乗り切る
噛まれた場合は、冷静にその場を離れて無視することが効果的です。
猫は「飼い主さんを噛んでもリアクションしてくれない…」と学び、徐々に噛む行動をやめるようになります。
②正しい遊び方を学ぶ
猫と遊ぶ際には、飼い主さんの手や足で遊ばせないようにしましょう。
その代り、専用のおもちゃを使用して猫に獲物の存在を認識させます。
「動きが愉快な猫じゃらし」「動かした時に音が鳴るおもちゃ」などは猫が興味を持ちやすいです。
手足を獲物に見立てていた猫が、人を噛む代わりにおもちゃに意識を集中させるようになります。
③正しく噛めたら褒める
猫に噛んでも良いおもちゃを与え、猫が正しい対象物を噛んだときには、すかさず褒めたりおやつを与えたりしてみましょう。
飼い主さんの喜びのリアクションは猫に伝わります
噛み応えの良い「歯磨きおやつ」を与えれば、お口のケアもできて一石二鳥です。
④猫のストレスを軽減する
猫が人への噛み癖が直らないのは、「ストレス」が原因となっているケースも多いです。
ストレスを軽減するために静かな環境を整えたり、リラックスできる場所を作ってあげたりすることが効果的です。
たとえば、キャットタワーや隠れ家を設置することで、猫がリラックスできます。
猫ひとりの静かな時間が増えると、気持ちが落ち着いて穏やかになりやすいです
また、歯が痒がる子猫には「デンタルおもちゃ」を与えて様子をみましょう。
猫が興味を持ちやすいおもちゃを選ぶことでストレスも解消されやすくなります。
噛まれたときの適切な対応法
もし猫に噛まれた場合、まず冷静に対応することが大切です。
噛まれた瞬間に反応してしまうと、猫はその反応を面白がって噛む行動を繰り返すことがあります。
噛まれた際には、痛みを感じても声を出さず、手や足を静かに引き離してその場を離れましょう。
噛まれた場所が傷ついているとき
傷口を速やかに洗浄し、必要に応じて消毒を行います。
猫の噛み傷は細菌感染のリスクがあるため、特に深い傷の場合は医師の診察を受けることをおすすめします。
噛み癖が治らない場合の「次の対策」
獣医師に相談してみる
対策を色々試しても噛み癖が改善しない場合は、専門家に相談することを検討しましょう。
動物行動学の専門家や獣医師は、猫の噛み癖に関する深い知識を持っており、原因を特定した上で、効果的な行動療法を提案してくれます。
愛猫に合ったトレーニングプログラムで、長期的に噛み癖を直すことが可能です。
噛み癖対策を家族で共有する
同居している家族がいる場合、全員が猫の噛み癖の対策を行うようにしましょう。
家族みんなが同じ意識、対応を心掛けなければ、猫が「噛んではいけない」ということを認識しづらくなります。
猫の遊び時間を増やす
最後に、猫のストレスを解消するために生活環境を見直しながら整えていきましょう。
猫が攻撃的になってしまうのは、「運動不足」「遊び時間が足りない」場合が多いです。
噛み癖のほかにもイタズラが目立つときは、遊び時間を増やしてエネルギーを発散させて心身の健康を維持してあげましょう。
まとめ
猫の噛み癖は、単なる癖ではなく、さまざまな要因が絡んでいることが多いです。
今回紹介した内容が噛み癖の根本的な原因となっているため、まずは猫の気持ちや猫の過ごす環境を確認してみましょう。
猫の気持ちを理解することができれば改善することができます。
正しい遊び方や対応策、居心地の良い環境作りなどを通じて噛み癖を修正しましょう。
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