当記事はこんな方におすすめ!
- 年の差婚する人は変わり者なの?
- 年の差婚が頭おかしいと言われる理由は何?
- 偏見に負けないようにするためには?
年の差婚に対する偏見を持つ人は少なくありません。
「年の差婚はうまくいかない」「お金目当てに違いない」など、ネガティブなイメージが先行しがちですよね。
しかし、それはただの偏見に過ぎません。
当記事では、年の差婚の現状やメリットとデメリットについて紹介しています。
個人的な意見も含まれますので、参考までに読んでいただければ幸いです。
年の差婚の現状
具体的な年齢差についての定義は結構曖昧で、文化や社会的背景によって異なる場合もあります。
日本では、特に10歳以上の年齢差がある結婚が「年の差婚」として注目されることが多いようです。
年の差婚の実態
総務省や国立社会保障・人口問題研究所などの過去の調査結果によれば、夫婦間の年齢差が10歳以上のカップルは全体の約10%前後とも言われています。
この割合は年々変動する可能性がありますが、出会い方の選択肢が増えた現代では、年の差婚をする人はもっと増えるかもしれません。
年の差婚は極端に珍しいケースではないのですが、少数派に部類します。
そのため、批判的なことをいう人もいるのは仕方のないことです。
国際的な比較
文化的な違いも、年の差婚に対する偏見の背景に影響を与えているのだと思います。
日本社会は同質性を重視し、全体の和を乱さないことを求められることも多いです。
少数派や異なる意見を持つ人々に対しては、圧力やプレッシャーを感じさせてしまうのかもしれません。
国によって年の差婚に対する考え方は異なるようで、フランスやアメリカでは年の差婚が一般的に受け入れられており、大きな年齢差があるカップルも多いです。
一方で、日本や韓国などでは、まだ年の差婚に対する偏見が根強く残ってしまっているのが現状です。
年の差婚をして幸せになれる保証はありませんが、年の差婚でも幸せに暮せている人は必ずいるのです。
批判的なことをいう人の話を鵜呑みにしてしまうと、幸せになれるチャンスを奪われてしまう可能性もありますね。
年の差婚のような、「正解がないようなこと」で少数派の意見を否定するような人が増えると、「多様性の時代」になんて一向に突入できなさそうな気がしてなりません。
年の差婚に対する偏見の背景
年の差婚が「頭おかしい」と言われることがあるのは、次のような影響が大きく関わっています。
歴史的背景とその影響
歴史的に見ても、年の差婚は必ずしも「珍しいもの」ではありませんでした。
昔は、経済的な理由や家族の意向によって年の差婚が一般的に行われていたようです。
しかし近代化とともに、恋愛結婚が主流となり、年齢差が大きい結婚は次第に減少方向に。
現代では「同年代同士の結婚が理想」という考え方が広まり、年の差婚に対する偏見が生まれました。
社会的な要因とメディアの影響
テレビや映画では、年の差が大きいカップルが描かれることが少なく、描かれた場合も「ネガティブなイメージ」が強調されることが多いですよね。
たとえば恋愛経験が浅い20代と、経験を積んだ40代のカップルである場合、
お互いのライフステージの違いから、「将来を見据えての恋愛が望ましいのではないか」と、年の差婚に対しての偏見を持ちやすくなります。
メディアの影響は大きいので、社会全体の価値観を形成する一因となってしまうのでしょう。
心理学的視点から見る偏見の原因
年齢差が大きいカップルは、周囲の人々にとって「普通ではない」と感じられやすく、その結果として偏見が生まれます。
これは、人間の心理的な防衛機制の一つらしく、未知のものに対する警戒心が働いているためのようです。
自分とは異なる考え方の人には、本能的に警戒してしまうようです。
「年の差」という情報だけで、無意識に批判的な目で見られてしまうこともあるでしょう。
年の差婚をする理由
年の差婚に対して疑問をもっている人にとっては、世間体とか将来的なリスクを考えると理解が難しいかもしれません。
それでも年の差婚をする人の多くは、「相手に年齢をカバーできるほどの何かしらに優れた魅力や能力を持っている」というのが答えかと思っています。
人によってそれぞれですが、
- 見た目が若い(タイプとかね)
- 経済力がある(仕事ができる)
- 人格に優れている(包容力や優しさ)など
出会った人の中で自分史上最高の人と出会ったら、惹かれないほうが難しいというものです。
年齢をカバーできるほどの「優れた何か」を持ち合わせている人は、人生の選択肢も広がるのでしょう。
年の差婚をした方の多くは相手のことを「離してはいけない」と本能的に強く思っているはずです。
年齢ではないところに、その人の価値を見極めたのかもしれませんね。
年の差婚のメリット
経験の共有と学び合い
年の差婚はネガティブなことだけではありません。
年上のパートナーは人生経験が豊富であり、若いパートナーにとって貴重なアドバイスをすることができます。
一方で、若いパートナーは新しい視点やエネルギーをもたらし、年上のパートナーに新たなインスピレーションを与えることが可能です。
年の差夫婦は、双方の異なる視点や経験は新鮮で成長し続ける関係を築くことができるんですね。
互いをカバーし合える関係性は、年の差婚ならではのメリットといえます。
経済的安定と安心感
これは、家族の経済的な安全を確保する上で大きなメリットになります。
例えば、家の購入や子供の教育費など、長期的な計画を立てやすくもなるでしょう。
経済的な安心感は、夫婦間のストレスを軽減し、より安定した関係を築く助けとなります。
感情的安定と成熟度
「ケンカをしない」というよりかは、「ケンカにならない」
例えば、若いパートナーが感情的になったときに、年上のパートナーが冷静に対処することで、問題を迅速に解決できることがあります。
これにより、夫婦間のトラブルや喧嘩が少なくなり、平穏な関係を維持しやすくなるのです。
年の差婚のデメリット
世代間ギャップとその克服
年齢差が大きいカップルは、趣味や価値観の違いから摩擦が生じることもあります。
例えば、音楽や映画の好み、ライフスタイルなどで意見が分かれるなど
これらの違いはお互いを尊重し、コミュニケーションを重視することで克服できるものです。
お互いの趣味や価値観は、年の差があるからといって必ずしも話が合わないということはありません。
そもそも、日常生活の中で困るほどのジェネレーションギャップを感じているなら、その人との相性が良くない気がします。
音楽のジャンルや好きな映画、服装の趣味とか違っても、
「そういうのが好きなんだね」とお互いに理解できれば問題になりません。
逆に年の差があっても、共通の趣味から絆が深まる場合もあるでしょう。
健康リスクとその管理
年齢差が大きい場合、年上のパートナーが健康上のリスクを抱えることがあります。
これは、介護の問題や医療費の負担につながることがあります。
健康管理を徹底して定期的な健康チェックを受けるなど、不安を解消する努力が必要になってきます。
健康面でのリスクを気にかけることは、年下のパートナーにとっても自身の健康管理に役立ちますね。
偏見に負けないようにするためには?
年の差婚は年齢が離れている分、起こりそうな問題はイメージしやすいのかもしれません。
ですが、どんなに理想的な夫婦だとしても、結婚生活を送るなかで色んな悩みは出てくるはずです。
必ずしも『年が近い人と結婚する=幸せ』ではない
年齢だけで結婚相手の価値が決まることはないのです。
その人の「見た目」「性格」「経済力」「雰囲気」などの色んな要素が組み合わさって結婚に結びつきます。
年の差婚をする人は、たまたま相手が年上、または年下だっただけのこと。
もしも周りに「年の差婚は頭おかしい」と言う人がいたら、「ただの偏見」としか言いようがありません。
心の中で思うのは自由ですが、言葉にして人を傷つける人は自分の人生に集中できていない人です。
嫌な言葉は、こちらが受け取らなければ相手に戻るだけです。
なので、自分の人生において重要ではない人物の批判などは、「ほっとく」「気にしない」のが一番!
批判的な言葉に気をとらわれずに、自分の本当の気持ちと向き合うようにしたいですね。
まとめ
年の差婚に対する考え方は人それぞれですし、むやみに悪く言う人は自分の価値観を押し付けようとしているだけです。
結局人は、何を選んでも一部の誰かに批判されることは少なくありません。
「結婚VS独身」とか、
「子持ちVS子なし」とか、
他人の選択したことに文句を言うのは無意味です。正解なんてないのですから。
年齢差、または性別なども含め、結婚生活において特別重要な要素ではありません。
重要なのは、お互いの愛情と理解です。
年の差婚は、本人と、まわりの家族が幸せであること、
年の差婚をする本人が将来に起こるかもしれないリスクと向き合う姿勢があれば何も問題ないのです。
年の差婚に対する偏見を乗り越え、多様な愛の形を認める社会を目指していきたいですね。
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