猫が気に入る食器
本記事を読んでほしい人
- 猫が食べやすい食器の高さが知りたい!
- 猫食器の選び方がわからない
猫用食器は、具体的にどれくらいの高さがあれば良いのか気になったことはありませんか?
結論からいうと、猫用食器の理想的な高さは、5cm~8㎝です。
高さのある食器の方が猫におすすめなのは、体の負担を軽減し、履き戻しを防ぐからです。
本記事では「食器の高さ」以外にも、猫が食べやすい食器の特徴をまとめていますので、選び方の参考にしてもらえると幸いです。
猫が食べやすい食器の特徴
猫が体に負担をかけず、フードをよりおいしく食べるために「食器選び」はとっても重要です。
高さも含めておさえておきたい4つのポイントがあります。
食器選びの4つのポイント!
- 高さのある食器
- 深すぎない食器
- 猫の顔より大きい幅
- 安定感のある食器
猫食器 の高さ
猫用食器の理想的な高さは、5cm~8㎝
猫用食器は、高さを出してあげると体にも負担がかからず、食事もしやすくなります。
食器自体に高さがなければ、食器を置く位置の高さを調整してあげましょう。
理由としては、
- 食道が曲がり吐き戻してしまう
- 高齢猫は関節に関節に負担がかかる
猫の食道は口から胃までまっすぐ通っています。
食道の通りを曲げてしまう食べ方をすると、途中でつっかえて吐き戻しの原因になるのです。
とくに高齢の猫は、足を曲げ、頭を床の近くまで下げる体勢は、関節にも大きな負荷がかかります。
フードを食べているときの猫の顔が、胃よりも下がらないように高さを調節してあげればストレスなく食べることができますよ。
ごはんの吐き戻しは苦しいのよ。。
猫食器の深さ
深さの目安は、3cm~5cmほど。
猫が食べているときにお鼻が食器の底につきそうなくらいの深さが理想
猫はひげが食器にあたることを嫌がります。
深すぎると食べずらいですし、浅すぎても食べている途中フードを外にこぼしてしまいます。
猫食器の幅
幅の目安は、顔よりも一回りほど大きめの幅ならストレスを感じにくい
猫は食器にヒゲが当るのを嫌がります。
深さだけでなく幅も考慮してあげましょう。
安定した猫食器
軽量素材の食器には滑り止めシートで対策する
猫が食べている最中に食器が動いてしまっては落ち着いて食べることが出来ません。
ほとんどの食器は底部分に滑り止めがついているのですが、種類によっては小さい滑り止めシールが数か所に貼ってあるだけのような食器もたくさんあります。
とくに「プラスチック製」や「ステンレス製」の場合は、とても軽量なので動きやすいものが多いです。
100円ショップの滑り止めシート
猫が食器にぶつかってフードをこぼしてしまわないように、食器の種類に合わせて滑り止めシートを活用してみるのも良いでしょう。
猫用食器にはどんな種類のものがある?
猫用食器は素材や形も様々です。
一般的に多く取り扱われているのは「陶器製」「ステンレス」「プラスチック」の食器です。
それぞれにデメリット、メリットをまとめます。
陶器製食器
脚付の陶器製食器は、食べやすさと使い勝手の良さが抜群です。
ステンレス素材
シンプルなので使いやすく、軽いので洗いやすい。
プラスチック素材
安価でデザインが豊富!◎耐久性はあまりなく、長く愛用するのが難しい。
おすすめの猫食器
上記の写真のデザインは、ペットショップの店頭でも販売されていることが多い定番のデザイン。
わが家では子猫のときからずっと「猫壱 フードボウル」と「ウォーターボウル」を愛用しています。
食器のシンプルな色やデザインが部屋のインテリアと馴染みやすいのでとても気に入っています。
猫壱のおすすめポイント
- 脚付で猫が食べやすい高さ
- 陶器製でフードの汚れが落ちやすい
- 重量があり、猫が食事中の食器が動きにくく安定している
- シンプルなデザインで飽きがこない(飼い主目線)
フードボウルに合わせて購入したウォーターボウルには、300㎖ までのメモリが内側についています。
飲んだ水の量も一目でわかりやすいのも良かったです。
陶器製の食器は汚れも落としやすいのでお手入れが楽です。
陶器製は、割るようなことがなければ、長く使うことができるのでおすすめですよ。
まとめ
- 猫用食器の理想的な高さは、5cm~8㎝
- 深さの目安は、3cm~5cmほど。
- 猫の顔よりも一回りほど大きめの幅を選ぶ
- 軽量素材の食器には滑り止めシートで対策する
食べにくい猫食器は、一見すると問題ないように見えても、実は猫がストレスを感じていたり、体に負担がかかっていたりすることも。
フードをより美味しく食べるためには、愛猫に合った食器を選ぶことが大切です。
猫に適切な食器選びは、体の健康を維持するためにもフードと同じくらい気にかけてあげたいですね。